田中 大 Masaru Tanaka
早稲田高校首席卒。東京大学文学部卒(心理学専攻)。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。専門は認知科学。博士(心理学)。東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 道徳感情数理工学社会連携講座 共同研究員。
経済学部を目指して東京大学文科2類に入学するも、大学1年次に地方高校での学習支援に関わる中でコーチングと出会ったことをきっかけに、進路を心理学専攻へと変更する。2014年に青少年向け教育プログラム「PX2」を受講し感銘を受け、以来、コーチングの創始者ルー・タイス氏の遺したコーチングを習得し、その知識をより多くの人々、そして後世に伝えていくことを志す。
大学院では身体性や自己意識、瞑想に関する心理物理実験、脳機能計測、非侵襲脳刺激法といった手法を用いた認知科学の基礎研究に従事。
博士課程での研究と並行して、日本福祉教育専門学校を卒業し、精神科ソーシャルワークの国家資格である精神保健福祉士(PSW)を取得する。
また、東京大学医学部附属病院精神神経科が実施する文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム「職域・地域架橋型-価値に基づく支援者育成(TICPOC)」の地域連携型コースおよび職域架橋連携コースを修了。2年間にわたり、精神医学、心理療法、地域福祉といった各分野のトップから直接指導を受ける。
2020年よりルー・タイス氏の最後の直弟子である田島大輔氏に師事し、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ(TICEコーチ)の資格を取得する。
リバティーコーチングでは、個人および組織に対するコーチング、多様なテーマのセミナーを開催する他、リバティーコーチングが蓄積してきた「コーチングの全て」を多くの人が手にすることができるよう、動画教材やテキストの作成を精力的に行っている。
また、バランストレーナーの小関勲氏発案の「ひもトレ」に関する講座を定期開催し、普及に努めている。
東京大学大学院道徳感情数理工学社会連携講座 共同研究員として、「Pepperくん」の感情エンジン(感情地図)を発明した光吉俊二博士の指揮のもと、新しい量子ゲートの数理「四則和算」を用いた人工自我(AE: Artificial Ego)に関する研究を行っている。
<資格>
パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ(TICEコーチ)
BWFインターナショナル認定 PX2ファシリテーター
TPIEディプロマ認定コース修了
Cognitive Corporate Coaching Program(CCCP)修了
精神保健福祉士
日本心理学会 認定心理士
日本心理学会 心理調査士
<役職>
東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 道徳感情数理工学社会連携講座 共同研究員
<書籍・論文>
『仏典とマインドフルネス―負の反応とその対処法』(分担執筆)
Tanaka et al. (2021). Individual differences in the change of attentional functions with brief one-time focused attention and open monitoring meditations. Frontiers in Psychology, 12, 716138.