「コーチング部」立ち上げサポートプロジェクト開始のお知らせ

リバティーコーチングは、中学校、高等学校における「コーチング部」立ち上げサポートプロジェクトを開始しました。

以下、それについての内容をお伝えします。


「コーチング部」とは

「コーチング部」とは、コーチングの知識や技術を学び、使うことを通じて、生徒がマインドの上手な使い方を身につけることを目的とした部活動です。

「マインドが上手に使える」とは、一例として以下のような状態を指します。

・みずからゴールを見つけて、それに向かってやるべきことを考え、自己責任で粘り強く行動できる

・どのようなゴールも達成できるという気持ちを高めていける

・自己肯定感を自分で高められる

・未来を基準にものごとを考えられる

・どのような問題もクリエイティブに解決できる考え方が身についている

・他人を尊重し、さらには他人の可能性を引き出していける

・他人の幸せに貢献できる

・高い視点から社会問題を解決するための行動がとれるようになる


教育現場の動きと本プロジェクトのねらい

本プロジェクトのねらいを、昨今の教育現場の動きとともに2点お伝えします。

生徒が「主体的・対話的で深い学び」を実践しやすくする

文部科学省は、平成26年から学習指導要領改訂の審議をはじめました。

そしていよいよ、平成30年から各学校の学習指導要領改訂が順次実施されはじめました。

このことは、いまから数年の間に、学校での教育の取り組みがこれまでと大きく変わっていくことを意味します。

今回の改訂におけるポイントは複数あります。

なかでも私たちが特に注目しているのは、生徒が「どのように学ぶか」に対し、「主体的・対話的で深い学び」の視点から学習過程を改善すると文部科学省が明示している点です。

これを受けて、マインドの上手な使い方をお伝えすることは、生徒が日常の学習の中で「主体的・対話的で深い学び」を実践しやすくするための一助となると、私たちは考えています。

新しい教育のアプローチを模索する先生方のお役に立つ

昨今の国をあげての働き方改革推進は、学校に対しても大きな影響を与えています。

事実、学校における働き方改革の取り組みに関する通知が文部科学省から各教育委員会に言い渡され、現場レベルでもそれを徹底するような動きがあります。

「ブラック部活動」という言葉が生まれた背景もあり、運動部指導に対してはスポーツ庁から具体的かつ詳細な守るべきガイドラインが提示されました。

このような国の提示する方針を受け、新しい教育のアプローチを模索されている先生方に対しても、私たちがマインドの専門家として関わることで何かお手伝いできることがあるはずだとも考えています。

以上2点が、昨今の教育現場の動きを踏まえた本プロジェクトのねらいです。


「コーチング部」の活動内容

「コーチング部」の活動内容には、現時点で決まった形はございません。

コーチングの知識や技術を修めたコーチが指導しながら、活動内容を生徒自らが考え、インベント・オン・ザ・ウェイ(方法はその場で創るやり方)で進めていく方針です。

例として、以下のような進め方などが考えられます。

1
自身の課題(進路に迷う、勉強のやる気が起こらない、親とうまくいかない、など)に対して、コーチングの理論からどのように解決していけばよいのか学び、実行してみる

2
他の部活動の生徒が持つ悩み(本番に緊張していまう、チームが不仲だ、もっとクリエイティブなアイデアを出したい、など)を聞いたので、コーチングの知識・技術を活用しながらどのように解決していくべきかをディスカッションし、自分たちのできる行動をとってみる

3
コーチング部のゴール(活動を通じて自分たちの学校を魅力的で世の中の役に立つ学校にする、など)を生徒で話し合って決め、その実現のためのミッション(文化祭で自分たちの学校の良さを対外的にアピールする、など)を作り、その実現のために日々できることを行う

活動ペースは月に1回程度を想定しており、既に他の部活動に入部している生徒もかけもちで負担なく参加できるよう配慮します。


対象

本プロジェクトの対象は、学校教育法第1条の定めるところの

・中学校

・義務教育学校後期課程

・高等学校

・中等教育学校

・特別支援学校中等部・高等部

・高等専門学校

の生徒、教員とします。

公式の部活動、非公式の同好会などといった枠組みは、各学校の事情にあわせて柔軟に対応をしていく予定です。

また、「コーチング部」の名称は、「コーチング部」のほか、コーチング・クラブ、コーチング倶楽部、コーチング同好会など各学校の事情や生徒・先生の自発的なアイディアで決めていただければと思います。


募集

本プロジェクトの導入に興味のある教育関係者、学校関係者の方、一緒に活動をしたいというコーチの方々は、本記事下部のリンク先フォームから、『「コーチング部」立ち上げサポートプロジェクトに関するお問い合せ』を選択の上、ご連絡ください。

また、その他ご質問、ご要望等のご連絡もお待ちしております。

既に数校と「コーチング部」立ち上げの具体的な話も進んでおり、今後順次事例紹介をしてまいります。


 

参考

学校教育法
http://www.houko.com/00/01/S22/026.HTM

幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)(補足資料)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__
icsFiles/afieldfile/2017/01/20/1380902_4_1_1.pdf

学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等の取組の徹底について(通知)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/__
icsFiles/afieldfile/2018/02/13/1401366_1.pdf

運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインhttp://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/__
icsFiles/afieldfile/2018/03/19/1402624_1.pdf